文字サイズ
2024シアトル研修通信【2年国際科・3月25日更新】

【3月22日】

レドモンド組は最後の英語と日本語の授業でした。

英語講師のマーク先生はたった3回の授業にもかかわらず、生徒全員の名前と趣味を覚えてくださる優しい先生で、生徒たちも別れを惜しんでいました。授業の最後には感謝の意を込めて、全員のメッセージを書いた色紙を渡しました。

カイパー先生の日本語の授業では、色とりどりのビニール袋を使って着物を作りました。完成後は、桜の木の下で集合写真を撮りました。那賀の生徒がレドモンドの生徒の帯を締めてあげる光景はなんとも微笑ましかったです。

毎日のジャーナルを読んでいると、ホスト宅ではファミリーに日本食を振る舞ったり、家事を手伝っている生徒も多いようです。ゲストとして一方的にもてなされるのではなく、助け合いながら本当の家族のように過ごしてくれていることを嬉しく思います。

週末は雨予報ですが、このまま誰も体調を崩さず、元気に帰国できることを願っています。

 

【3月22日】

ハッピーフライデー!シアトルに到着し、1週間が経過しました。ホストファミリーともすっかりうちとけてきたようです。
昨日は滝を見に行ったよ!とか今日は帰りにタピオカドリンクを飲みにいく!とか、これを買ってもらったー!と、楽しそうに報告してくれる子がたくさんいます。

イサクワ高校組は、学校での授業が続いています。英語の授業は、校舎から少し離れたコミュニティセンターで受けています。移動の際に、最近シアトルで増えているトロールを見に行きました。木でできたトロールにみんな大盛り上がり!写真にはうつっていませんが、ポニーテールをしたトロールです。

また、授業では準備してきたプレゼンテーションを発表。最初は緊張していましたが、イサクワ高校の生徒が盛り上げてくれるおかげで、発表も上達してきました。日本語の授業では、メイク、お菓子、ファストフードなどのアメリカ文化を紹介してもらったり、ゲームを取り入れた交流ができています。だれも睡魔とたたかうことなく、いきいきと授業に参加できています。ゲームに勝つと、アメリカのお菓子をもらえることもあり、日本との授業の違いに驚きながら、盛り上がっていました。
月曜日が最後の授業、火曜日出国となります。すでに「まだ帰りたくないー」という声も聞きました。最後の週末、ホストファミリーと素晴らしい思い出を作ってくれることと思います。

 

【3月21日】

レドモンド組は、今日も学校を離れフィールドワークに出かけました。行き先はシアトル市のダウンタウン方面です。日本と16時間の時差があるシアトルですが、実は歴史的・文化的つながりがあります。

まず訪れたのは、ワシントン大学です。世界大学ランキングで高い順位に位置する権威ある大学です。歩きながらキャンパスの歴史、設備などを学び、いくつかの名所訪れました。桜が有名で、日本から寄贈されたという満開の桜を見ることができました。

次に訪れたのは、パイクプレイスマーケット。1800年代後半にアメリカに移り住んだ日系の移民が始めた、全米で最も古い市場です。「日本人を祖先に持つもの」の強制退去・一時収容という内容の大統領令が太平洋戦争中に発せられ、今は日系人が営む店は多くないものの、歴史を写したパネルが展示されています。また、ショッピングにも最適なこの場所で、念願の「スターバックス1号店」で買い物をする生徒もいました。

最後に、来週月曜日に生徒主催で開催する、さよならパーティの準備の買い物に出かけました。レドモンド高校に行くのもなんと2日を残すのみです。帰りの飛行機に乗るその瞬間、「来てよかった」と思えるような研修であってくれることを願っています。

 

【3月20日】

アメリカに来てから初めての曇りの日でした。’シアトルらしい’天気の中、レドモンド組はYWCA、Microsoftのビジターセンターに行きました。

YWCAは、Youth Women’s Christian Association の略で、様々な慈善事業を行う団体です。生徒たちはまず、YWCAのスタッフと共にガーデニングなどのボランティア活動に取り組みました。その後、日本で準備した「ソーラン節」と「恋ダンス」を披露しました。

次に訪れたのはMicrosoftビジターセンター。東京ドーム43個分もの広大な敷地を持つMicrosoft社の本社の中にあります。

また、本日は借り上げバスではなく、ローカルの市バスに乗っての移動にチャレンジしました。ワシントン州では高校生以下はバスの移動は無料らしく、日本との違いに驚いていました。

 

【3月19日】

イサクワ組は、警察署を訪問しました。普段見ることのできない警察署の内部を見学することができました。パトカーにも乗せていただき、生徒たちは興奮していました。
夜は、イサクワ高校のイベント、Japan EXPOがありました。授業が終わった15時頃から、日本語選択生たちが一斉に準備を始めます。日本の文化を紹介するブースが約80個展示され、そこでは生徒が実際に作ったフィンガーフードも提供されます。バンドの演奏やダンスの披露もあり、大盛り上がりでした。

Japan EXPO の最後には、これまで全員で練習してきたソーラン節、恋ダンス、「ひまわりの約束」の合唱を披露しました。500人ほどの観衆の前で踊る姿は、立派で素晴らしく、とても感動しました。生徒たちも感激の涙を流していました。
イサクワ高校の生徒とも楽しく交流している姿に、この研修のやりがいや重みを感じています。

 

【3月19日】

レドモンド高校4日目です。今日もお天気がよく、今のところ過ごしやすい日が続いています。年間で150日ほど雨が降るシアトルで、これほど天気に恵まれるのは珍しいのだとか。

先週の日曜日はキリスト教の祭日である「セント・パトリックス・デー」であり、街中がシンボルカラーの緑一色に染まりました。今日の英語の授業では、ビンゴゲームを通して、その祝日について体験的に学びました。

日本語の授業では、昨日に引き続きレドモンドの生徒とグループ学習を行いました。現地の生徒はとにかく話すスピードが速く、日本の生徒たちは聞き取りに苦労している様子でした。それでも分からないところは放置にせず、”Can you say that again?”などと聞き返しながら、丁寧にコミュニケーションを取ることができていました。

明日はホームレスシェルターのYWCAとMicrosoftのビジターセンターを訪問予定です。研修旅行は早くも明日で折り返しですが、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

 

【3月18日】

レドモンド組3日目です。体調不良者もおらず、全員元気に登校しました。週末はホストファミリーに様々な観光地に連れていってもらい、楽しく過ごしたようです。

英語の授業では、講師のマーク先生を囲んで自己紹介をし合ったり、アメリカのお菓子を試食して感想を言い合ったりしました。

日本語の授業では、授業の始めに全員でラジオ体操を行うなど、日本語教師のカイパー先生の個性的な活動を楽しみました。

また、おふくろの味、自己PRの書き方、学校のルール、着物をテーマにレドモンドの生徒とグループ学習を行い、互いの文化の違いに触れました。

明日は引き続き学校で英語クラスと日本語クラスを受ける予定です。

 

【3月15日】

今日も快晴!イサクワ組は、観光に行きました!
ワシントン大学の図書館、パイクプレイスマーケット、Microsoft本社の3ヶ所です。
パイクプレイスマーケットでは、自由行動もあり、それぞれシアトルでのお買い物やグルメを楽しみました。ほとんどの生徒が向かった先は、スターバックス1号店!那賀高校の近くにもありますが、ここパイクプレイスマーケットのお店は茶色いロゴで新鮮でした。お土産にタンブラーやマグカップも購入している生徒も多かったです。
楽しかった1日目が終わり、土日はホストファミリーと過ごします。月曜日からは、授業が始まります。気温もそこまで低くなく、みんな順調にアメリカでの生活をスタートすることができました。

 

【3月15日】

レドモンド高校組です。昨日ホストファミリーと対面し、緊張や不安、ワクワクする気持ちを持ちながらホストと過ごしました。

今日からレドモンド高校での生活が始ました。ホストに教室まで送ってもらい、「不安やったけどなんとか英語で話せた!」、「ナイジェリアの料理めっちゃ辛かった!」、「ペットの豚めっちゃ可愛かった!」など、ホスト宅での初日の様子を話してくれました。それぞれの家庭でルーツが異なっており、アメリカの多様性を感じることができたようです。

日本語の授業では、那賀高校で準備したプレゼンテーションの披露、日英の早口言葉、インタビュー、折り紙の4つのアクティビティに取り組みました。レドモンド高校の日本語選択生のレベルの高さに驚くこともありながら、英語での交流に積極的にチャレンジしていました!

明日はホストファミリーと過ごす初めての週末です。素敵な思い出を作ってくれることを願っています。

 

【3月14日】

いよいよシアトルへ出発の日。たくさんの方に見送っていただき、10時に学校からバスが出発しました。伊丹空港から成田空港へ!そして、出国!無事シアトルタコマ空港へ到着しました。

素晴らしい晴天で、Mt.レーニアがお出迎えしてくれました。大きなショッピングモールのフードコートでそれぞれランチを食べ、スーパーで買い出しをして「お互いがんばろうね!」と励ましながら、イサクワ組とレドモンド組に分かれました。ホストファミリーとの対面まで緊張の面持ちで待っていましたが、生徒たちの名前を呼びながら、迎えにきてくれました。中には、花束やメッセージカードを手にお迎えにきてくれたホストファミリーもいらっしゃいました。学校出発から長い一日を終え、笑顔でホストファミリーと共にお家へ帰っていくのを見届けました。27日に全員無事に帰れるように、健康に気をつけて、アメリカでの生活を充実させてほしいと思います。

 

 

 

 

2024/03/25 info
topへ