令和4年10月23日、那賀高校創立100周年記念式典第2部として、岩出市出身で元日本代表体操選手の田中理恵さんに「自分の人生は自分で作る」と題してご講演いただきました。田中理恵さんは、2010年世界体操選手権大会で、ロンジン・エレガンス賞を日本女子で始めて受賞した方で、現在は日本体操協会の理事を務めながら、テレビを始め様々な方面でご活躍されています。

講演では、ご自身の生い立ちや思うようにいかなかった高校時代の話、その後の体操競技における活躍に至るまでなど、貴重な経験を高校生の視点で分かりやすくお話いただきました。

講演の後、代表生徒6名とのトークセッションを行いました。田中理恵さんの上手なリードもありましたが、生徒たちのユニークな回答や質問などもあり、会場からは拍手あり笑いありの、とても盛り上がったセッションとなりました。

最後に、生徒を代表して現生徒会長の景山莉愛さんから、お礼の挨拶をしました。景山さんは、「小学校6年生の時に岩出市の体操教室で、理恵さんに体操を教えていただいたことがあります。転回が上手くいかなかった私に優しく声をかけてくださり、理恵さんの笑顔にとても励まされたことを覚えています。」と当時のエピソードを交えての挨拶でした。この言葉に、田中理恵さんは、「感動して涙が出そうになりました。つながりを感じました。」と、講演後、控え室に戻られたときに話され、講演がよい雰囲気で楽しくできたことに、とても感謝してくださっていました。

また、教室からのリモート視聴になった生徒たちが体育館横で花道を作って盛大にお見送りしたことにも感動されて、これにも感謝の言葉をいただきました。

田中理恵さんのように笑顔を大切にこれからも頑張ります。素敵なご講演をありがとうございました。